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これからしばらくの間、一緒に「用言の活用」を学習していきましょう。
「用言の活用」というのは、動詞・形容詞・形容動詞の形の変化、です。
例えば、現代語の動詞「学ぶ」だと、その後に「ない」を付けると、「学ば」ない、というように、「学ぶ」が「学ば」に形が変化しますよね。
これを古文の動詞・形容詞・形容動詞それぞれについて学習します。
ところで、なぜ「用言の活用」を学習する必要があるのか、ということなんですが、古文は一語一語が、英単語が空白で切れているようには、切れていないからです。
単語には一語一語意味がありますので、どこで切れていて、どれが一語なのか、はっきりさせる必要があるんですね。
では、動詞から始めましょう。
動詞には活用(変化)する型が9つあります。
全ての動詞は9つの型のうちのどれかに属します。
この動詞は1型の動詞だ、あの動詞は2型の動詞だ、というようにですね。
まあ、1型とか2型とかいう名称ではないのですが。
この名称については、後で一つ一つ順を追って紹介していきますね。
まず、最初の型ですが、現代語で「来る」という動詞がありますよね。
現代語の「来る」は、古文では、「来」(く)になります。
で、この「来」なのですが、動詞は6通りの活用(変化)をしますので、「来」についても、
というように6通りの変化をします。
これはもう気合で覚えるしかありません。
口で唱える、紙に書くなどして覚えましょう。
なお、「こ・こよ」については6通り目の活用(変化)が二種類ある、ということです。
この6通りの活用形については、名前がついていて、それぞれ
①未然形 ②連用形 ③終止形 ④連体形 ⑤已然形 ⑥命令形
といいます。
表にすると、次のようになります。
例えば、動詞「来」について、「くる」の活用形(※「型」ではなく「形」)は何か、と問われたら、連体形、と答えることになります。
そして、「来」の活用の型(※「形」ではなく「型」)についても名前がついていて、
カ行変格活用
といいます。
もし、試験で、古文の文章の「き」に傍線が引っ張ってあって、この「き」について文法的に説明しなさい、という問題があったとすると、
カ行変格活用の動詞「来」の連用形、
というように説明することになるんですね。
(※動詞の文法的説明というのは、①活用の型②品詞(動詞)③基本形(終止形)④活用形、を書くことです。)
ところで、なぜ、「カ行変格活用」という名前なのでしょう。
「カ行」というのは、「来」の全ての活用形(※「型」ではなく「形」)について、最初の文字が全て「カ行」の文字だからです。
でしたよね。
「変格」というのは、特殊または例外的、というように理解してください。
他の動詞の活用のしかたと比較すると、特殊なんですよね。
他の動詞の活用を学習し終わった後で特殊であることはわかります。
なお、カ行変格活用に属する動詞は「来」一語のみです。
「出で来」(いでく)など他の動詞と結びついた複合動詞は「来」の一種として考えます。
さて、これで動詞の9つの活用(変化)の型のうちの1つ、
カ行変格活用
について学習しました。
ここで大切なのが、理解したことを理解しただけで終わらせず、体得、まで持っていくことです。
そのためには例題を解くことです。
単に頭で理解しただけで終わらせてしまうと、すぐに忘れてしまい、ある時、気づくと全くわからなくなっています。
こうなると、古文が嫌になってしまいます。
例題を添付しますので、ぜひ印刷して手を動かして解き、体得してから、次に進みましょう。
カ行変格活用ドリル(pdf)
「用言の活用」というのは、動詞・形容詞・形容動詞の形の変化、です。
例えば、現代語の動詞「学ぶ」だと、その後に「ない」を付けると、「学ば」ない、というように、「学ぶ」が「学ば」に形が変化しますよね。
これを古文の動詞・形容詞・形容動詞それぞれについて学習します。
ところで、なぜ「用言の活用」を学習する必要があるのか、ということなんですが、古文は一語一語が、英単語が空白で切れているようには、切れていないからです。
単語には一語一語意味がありますので、どこで切れていて、どれが一語なのか、はっきりさせる必要があるんですね。
では、動詞から始めましょう。
動詞には活用(変化)する型が9つあります。
全ての動詞は9つの型のうちのどれかに属します。
この動詞は1型の動詞だ、あの動詞は2型の動詞だ、というようにですね。
まあ、1型とか2型とかいう名称ではないのですが。
この名称については、後で一つ一つ順を追って紹介していきますね。
まず、最初の型ですが、現代語で「来る」という動詞がありますよね。
現代語の「来る」は、古文では、「来」(く)になります。
で、この「来」なのですが、動詞は6通りの活用(変化)をしますので、「来」についても、
こ | き | く | くる | くれ | こ・こよ |
というように6通りの変化をします。
これはもう気合で覚えるしかありません。
口で唱える、紙に書くなどして覚えましょう。
なお、「こ・こよ」については6通り目の活用(変化)が二種類ある、ということです。
この6通りの活用形については、名前がついていて、それぞれ
①未然形 ②連用形 ③終止形 ④連体形 ⑤已然形 ⑥命令形
といいます。
表にすると、次のようになります。
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
こ | き | く | くる | くれ | こ・こよ |
例えば、動詞「来」について、「くる」の活用形(※「型」ではなく「形」)は何か、と問われたら、連体形、と答えることになります。
そして、「来」の活用の型(※「形」ではなく「型」)についても名前がついていて、
カ行変格活用
といいます。
もし、試験で、古文の文章の「き」に傍線が引っ張ってあって、この「き」について文法的に説明しなさい、という問題があったとすると、
カ行変格活用の動詞「来」の連用形、
というように説明することになるんですね。
(※動詞の文法的説明というのは、①活用の型②品詞(動詞)③基本形(終止形)④活用形、を書くことです。)
ところで、なぜ、「カ行変格活用」という名前なのでしょう。
「カ行」というのは、「来」の全ての活用形(※「型」ではなく「形」)について、最初の文字が全て「カ行」の文字だからです。
こ | き | く | くる | くれ | こ・こよ |
でしたよね。
「変格」というのは、特殊または例外的、というように理解してください。
他の動詞の活用のしかたと比較すると、特殊なんですよね。
他の動詞の活用を学習し終わった後で特殊であることはわかります。
なお、カ行変格活用に属する動詞は「来」一語のみです。
「出で来」(いでく)など他の動詞と結びついた複合動詞は「来」の一種として考えます。
さて、これで動詞の9つの活用(変化)の型のうちの1つ、
カ行変格活用
について学習しました。
ここで大切なのが、理解したことを理解しただけで終わらせず、体得、まで持っていくことです。
そのためには例題を解くことです。
単に頭で理解しただけで終わらせてしまうと、すぐに忘れてしまい、ある時、気づくと全くわからなくなっています。
こうなると、古文が嫌になってしまいます。
例題を添付しますので、ぜひ印刷して手を動かして解き、体得してから、次に進みましょう。
カ行変格活用ドリル(pdf)
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