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こんにちは。

前回は「サ行変格活用」を学習しました。

今回は、

ナ行変格活用

を学習しましょう。




「ナ行変格活用」に属する古文の動詞には、

1.「死ぬ」

2.「往ぬ・去ぬ」(いぬ、どちらも)

 
があります。

2.「往ぬ」は、「行く」「来る」「去る」「帰る」などの意味を持つ動詞です。


 


 ひょっとすると、年配の方でまだ使っている人がいるかも知れません。

 管理人が小学生のとき遅くまで学校に残っていると、担任の先生が、

 「はよう、いね(※早く、帰れ)。」

 とよくおっしゃっていました。

 「去ぬ」と漢字を当てると「往ぬ」より意味が限定されて、「去る」「帰る」といった意味のみになります。




「ナ行変格活用」がどういう活用のしかたをするのか、「往ぬ」を例にして活用表を作成しますので、確認してください。

なお、語幹と活用語尾を分けた表にします。

語幹、活用語尾とは何か、簡単に言うと、用言(※動詞、形容詞、形容動詞のことでしたね)の活用(変化)しない部分が語幹で、活用(変化)する部分が活用語尾です。

よくわからない場合は、前回の「用言の活用2-サ行変格活用」で詳しく説明していますので、そちらを読んでください。






  語幹  未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
 往 ぬる ぬれ

「往な」というのが「往ぬ」の未然形ですね。

「往ぬ」の未然形は「往な」で、語幹は「往」、活用語尾は「な」ということですね。





念のため、「死ぬ」の活用表も作成しておきましょう。


  語幹  未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
 死 ぬる ぬれ


ナ行変格活用に属する動詞は「死ぬ」「往ぬ」(「去ぬ」)であるということと、ナ行変格活用の活用語尾を覚えておけばよいのです。

以上で、「ナ行変格活用」の学習は終わりです。





これで、動詞の9種類ある活用の型のうち、カ行変格活用、サ行変格活用、ナ行変格活用の3つを学習しました。

次回は、ラ行変格活用です。変格活用は次回で終了です。

今回はこれで終了です。前回同様、添付ファイルを印刷して演習をし、体得してから、次に進みましょう。

(※添付ファイル後日)

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